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片想い

東野圭吾さんの「片想い」読みました。

一言で言うなら
「感動!面白い!おススメ!」です。


以下、「片想い」を読んだことがある、あるいは
 内容がわかっても構わない、という方のみ
 読み進んで下さいね。本の内容に触れています。







これ、結構、東野さん好きな方のおススメで、
「泣けます」って言われますが…。

どうも私はクールなようで、泣けませんでした。
「秘密」も「手紙」も、「パラレルワールド・
ラブストーリー」もやっぱり泣けませんでした。

でも、泣けなくても、どれもとても感動しました。

「片想い」は特に、思い入れがあります。

それは、発達障害について考えながら
読んだからです。

「片想い」の直前に「鳥人計画」を読みながら、
これも、発達障害の特徴をもった被害者みたい…
と密かに思っていました。

「片想い」を読んで、やっぱり東野さんは、
このことについてご存知なのではないかという
確信に変わりました。

東野さんの作品には、よく障害を持った方が
登場しますが、障害そのものの特徴だけでなく
本人の心、周りの対応や気持ち、細かいところまで
とてもよく書かれていて、いつもすごいなぁと思います。

発達障害は、そうか、そうでないかがはっきり
分かれる他の障害や病気とは違って、
一般から重度までのグレーゾーンの中にあるもので
一人ひとり違った特徴をもち、誰だってそうだと
言えばそうだったり、難しいものがありますが、
「片想い」を読んで、発達障害の他にもそういう
障害があるんだなぁと、勉強になりました。

でも、問題は、そうかどうかなんてことではなくて、
そうであってもなくてもみんな平等で、自然に
当たり前に、認め合って助け合って生きていくこと
だと思います。

だから、そういう“片想い”が描かれていたので
感動しました。

…私は性同一障害という病気は存在しないと
 考えています。治療すべきは、少数派を排除
 しようとする社会のほうなんです…ー本文よりー

まさにその通り!発達障害に置き換えても、
いえ、その他の様々なことに置き換えても
言えることだと思います。
(ただ、障害は病気とは違うと思いますけど。)

発達障害で言えば、それは治療したり治したり
するものではなくて、「環境」で違ってくるのであって、
どれだけ周りが受け入れるか、理解できるかにより、
それによってまた本人も努力する、理解していく…
その良い循環が大事なんだと思います。

先日、友人が、「日本人は特に、なんでも決まった
型に当てはめてから考えようとする…教育なんて
本当に一人一人違うのだから、そういうことで
うまく行くはずがない」というようなことを言って
いました。そのことも思い出しました。

多数だから正しいとかえらいとかじゃなくって、
少数派だってあり。って尊重されたいなー。
っていう“片想い”。永遠なの?


…そんなことを思いながら読みましたが、
それだけじゃなくって、探偵が謎を解いていくような
ミステリーの部分とか、友情とか、そんなことでも
ちゃんと楽しめる、期待を裏切らない東野ワールドv
面白かったです!!

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2007/11/15 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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