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これから…
先日、石川県で養護学校の教員をされている
山元加津子さんの講演を聴きました。

その中で、しんちゃんっていう発達障害(と思われる)男の子と
しんちゃんの妹さん(中学生)のお話がありました。

しんちゃんは、いつでも誰にでも、ひとつひとつ丁寧に
お返事してしまう男の子でした。だから、お母さんに
お兄ちゃんと一緒にお買い物に行ってと頼まれた妹さんは、
ちょっと恥ずかしいから嫌だなって思いながらも、一緒に
出かけました。
スーパーの精算時のレジで、
「○○が××円」
「はい、間違いございません。」
ってな感じで、やっぱりレジの人に一つ一つ受け答えをする
しんちゃん。
そんなお兄ちゃんの服の端をちょんちょん引っ張って
「あ!そうでした、全部にお返事はしないんでした」
ってことを気付かせていた妹さん。
後ろに並んでいたおばさまが、その様子を見て
「お兄ちゃんがこうじゃ、あなたいつも大変ね。」
って言われたそうです。
その時、妹さんは、
「いいえ、大変だとは思いません。兄はいつも、
 誰に対しても一つ一つ丁寧に答えているだけなんです。
 それは、人として当たり前なことだと思います。」

と、言われたそうです。

うーん。なんて素敵なんでしょう。

ぴかぴかも、いつでもどこでも誰に対しても同じように
愛嬌たっぷりに、どんどん話しかけます。
スーパーのレジでも、受け答えというより自分の頭の中
そのまんまをどんどん喋りかけます。

今はまだ、小さいから「ふふふ」と周りも笑って済みますが、
これからどんどん年齢が上がるにつれて「大変ね」っていう
思いで見られるのでしょうか?

正直私もちょっと恥ずかしいけど、「大変」だなんて
思うことはありません。
楽しかったり、勉強になったり、嬉しかったり、
素敵なことのほうが多くて感謝してるくらいなのに…。

障害を「大変」っていう、そういうのが“常識”の世界が、
「大変」さを作っちゃってると思います。

これから先、私もしんちゃんの妹さんのような対応が
できるといいなぁ…って思います。
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2007/02/13 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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